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マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

凡人の僕もカエサルに勝ちたい。

全て持っている人はいないから

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 ローマ人の物語13を読んだ。長かったカエサル編もこの巻で終わり、次回からいよいよ帝政の始まりである。今回の話はカエサルの暗殺と遺言状公開、オクタビアヌスとアントニウスの権力争い、そして帝政へ、と続く。心にとまったポイントをいくつか書き出しておく。


ローマ人の物語〈13〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(下) (新潮文庫)

 多神教の民であるローマ人には、一神教のユダヤ人とはちがって、神との間に契約を結ぶという概念がなかった。


 日本とローマはどこか似ている。多神教というのもそのひとつだと思う。神さまはいっぱいいて、絶対的な存在ではない。だから頼るのは人間で、信じるのも人間。武士に二言はないと同様に、ローマ人は約束を守るということを重視したのだろう。

 カエサルは、自らの後継者と密かに決めた十七歳当時のオクタビアヌスにアグリッパを配することで、若者に一つのことを教えていたのである。自分にある種の才能が欠けていてもそれ自体は不利ではなく、欠けている才能を代行できる者との協力体制さえ確立すればよいということを、教えたのであった。


 カエサルはずいぶん先のことを見通していたようだ。自分が暗殺されるとは思いもしなかったが、あと二十年先自分が引退するときの後継者をすでに選んでいて、彼に足りないものを把握し、それを補う人材をそばにつけたのだ。本当に超人。


 あいにく僕には何の才能もないが、何かの分野で成功を収めたいと思ったらそれに精通する人を探して仲間にしちゃおうと思う。僕が勝手に尊敬しているshi3zさんは天才コンプレックスというエントリで以下のように述べている。

それから、世の中には天才といってもいろいろなタイプがあり、彼らのぜんぶがぜんぶ、小野さんや中嶋さんのようにたくましく生きられるという訳でもないことが解った。
だから僕は、残念ながら自分は天才としては偽物だったけれども、天才を最も理解した凡人の経営者になろうと思った。

天才コンプレックス - UEI shi3zの日記


 僕も僕なりに人よりコンマ数%秀でているものがあるかもしれない。それでいいのだ。足りないものはがむしゃらに努力するより、人に頼ればいい。コミュニケーション力というものが必要になる。


 ……できるかな。欲しいな、神様、コミュニケーション力ください。