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マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

大学生が2000円で電子工作を始めるようです~電子工作体験記1~

電子工作

 

 最近、電子工作に興味を持ったのでこの夏から回路を作っていくことにした。「初心者 回路 作り方」などで検索しても、具体的な進め方はあまりなかったので、実際にキットを購入して自分で書くことにした。ひと夏のちっさい挑戦をここに記す。

 まず、今回購入した物はこれ。



ブレッドボード・LEDフラッシャーキット: 組み立てキット 秋月電子通商 電子部品 ネット通販:800円
ブレッドボード・ジャンパーワイヤ EIC−J−L: パーツ一般 秋月電子通商 電子部品 ネット通販:300円
 以上。しめて1100円。ジャンパーワイヤはネットで調べていたときに「あると便利だよ」と書かれていたので購入したもの。タイトルで2000円とあるのは送料と代引き手数料で800円加算されたからだ。
 電子工作を始めようとする人に最初に立ちはだかる障害がお金だ。本やネットで電子工作を調べてみると「あれも必要、これも必要」と書かれていて(実際に必要な物というのは分かるのだが)道具を揃えるだけで数千円かかってしまう。しかし始めから道具を揃える必要はない。僕が購入したブレッドボードというのは、はんだづけをしなくても回路が作れてしまう優れもので、初心者が電子工作を始めるのに適している。ペンチやニッパーも今回は必要ない。部品の導線部は手で簡単に曲げられるし、切るのは爪切りでもできるからだ。



 それでは始める。まずはキットの説明書を開く。このキットは部品を着ける位置を変えることで2種類の回路を作ることが出来る。今回は使用例1の回路を作る。



 回路図やら部品やらがいろいろ書かれていて、作る気がなくなる。しかし慌てないこと。必要な図は「使用例1:実体図」というもの。これだけ見ればOK。

 まずは0オーム抵抗をつけよう。真ん中に黒い線が入っているのが目印だ。



 これは図の中のJP1~JP19に相当する。この抵抗はキットの中に予備も含めて20個入っている。付け方を説明する。
1:付ける場所を確認する。
2:片方の足を曲げる。
3:付ける場所にあてがう。
4:適当な部分でもう一方の足を曲げる。
5:まず切らずに穴にメコッという感触があるまでぶっさす。
6:もう一度場所を確認する。
7:取り出して両足を爪切りで切る。(1cmいかない程度に残すといい感じになる)
8:先ほどの場所にメコッとなるまでぶっさす。

 僕ははじめ、はめるときにこの「メコッ」となる感覚がわからず、ぼろぼろと抵抗がブレッドボードから落ちた。「才能ないのかな」と少し落ち込んだ。

 抵抗をつける順番はどうでもいい。説明書には「足の長いものから順に加工(足を切ったり曲げたりすること)すると、失敗はないでしょう」と書かれているが、0オーム抵抗の取り付けで失敗してもジャンパーワイヤがあれば代用できる。安心してほしい。


 


 0オーム抵抗を付け終えたら残りの抵抗もつけてしまおう。6つあるのが200オーム抵抗(R1~R6)。3kオーム抵抗(Rs)と100kオーム抵抗(Rt)は1つずつ入っている。取り付けかたは0オーム抵抗と同じだ。


 この勢いにのって積層セラミックコンデンサ、半固定抵抗、スイッチも取り付けてしまう。知らない単語ばかりだがここで重要なのは付ける場所を間違えないこと、ただそれだけだ。物の名前や原理は作ってから勉強しよう。
 


 

 コンデンサは2種類あって、写真上が104(C3,C4,Ct)で、写真下が102(C2)だ。図の記号は違うが104に区別はない。


 ここまで来たらあともう少しだ。しかし残った部品をすぐに取り付けないこと。これらには極性、つまり取り付ける向きがある。説明書の中央をみて欲しい。まずLED点灯制御IC(U1)は半円の切り欠きがある方を実体図の左側にして取り付ける。
 円柱型の電解コンデンサは足の長い方を+側つまり外側にする。透明の発光ダイオード(LED1~6)は長い足から短い足へ電流が流れる。 (短い足  -|◁- 長い足)実体図だけではつける向きがよく分からないので、下の実体配線図をみて欲しい。これによると6つのLEDは内側が長い足で 外側が短い足を付ければいいことがわかる。



 最後に小信号用整流ダイオードを取り付ける。実は僕はこのダイオードの取り付ける向きを逆にしてしまい、一度、うまく回路が動かなくなった。説明書には「カソードマークライン線」と書かれていて「線のあるほうへ電流が流れますよ」となっているのだが、僕には分かりづらかった。それよりも「端が黒い方へ電流が流れますよ」と書かれている方が分かりやすいと思った。

 

 ダイオード(スイッチ右)の向きはこれでOK。


 これで全ての部品を付け終わった。あとは実体図左下の「電流」とかかれているところに導線を取り付け、3V~12Vの乾電池とつなげばLEDが点灯するはずだ。(僕はジャンパーワイヤの長いやつを取り付け、単4電池2個を直接当てた。電池ケースがあれば便利)スイッチの1~4をそれぞれONとするとLEDの付け方が変わる。すっげー。


 以上で僕の体験記は終わり。やっぱり物を作るのは楽しい。考えていることが形となって現れるのはまるで自分が神様になったかのような感覚を覚える。ぜんのーかんというやつなのか。みなさんも時間があったらぜひ回路を作ることをすすめる。比較的安価でスペースを取らず、クリーンな趣味を持てるはずだ。



 ちなみにこれを作るのに2時間近くかかってしまった…。慣れている人なら30分もかからないだろう。
 
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