マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

ニート生活が二年延長した新大学院生へ

やばい、時間がありすぎる

 SNSで同級生は新社会人の抱負を書き込んでたりする4月上旬。彼らのまぶしい後ろ姿を眺めながら僕らはいつもとなんら変わりない研究室へ出入りする。悪いことはしていないはずなのにどこか後ろめたいというか、何かを持て余している。
 これではだめだ。何か、何かしないと!大学院生なんて社会人に比べたら時間はいくらでもあるのだから。

自作弁当より、1杯のコーヒー

「よし、それじゃあ明日から弁当を作って昼食費を浮かすぜ!」とか考えてるひと。諦めましょう。一週間もしないうちにその習慣はなくなります。実行できればいい方で、弁当箱を買いにいくのが面倒になって一ヶ月経つ。そんな時代が僕にもありました。
 それじゃあ何をすればいいかというと、コーヒーを買って部屋にあるマグカップと一緒に研究室に持っていきましょう。朝早く登校して目覚めの一杯。缶コーヒーを買うよりずっと経済的でカッコイイです。

10冊速読より、1冊の読書×10回&レビュー

「よし、それじゃあビジネス書を月20冊読むぜ!」と考えてるひと。ちょっと待ってください。無理です。まず自分の財布が悲鳴をあげます。月20冊まではいかなくても、速読をすることで大学院生が何を得るか考えてみてください。ないですよね?時間は腐るほどありますから。
 速読ではなく熟読。同じ本を何度も読み返してください。さらに、インプットだけではなくアウトプットも。ふせんを使って読書レビューを書きましょう。こんなサイトもあります。
 http://book.akahoshitakuya.com/
 

0人の友達より、0人の親友→研究室内で挨拶委員長に就任

 わたしです。嘘です。しかし大学院生は研究室にこもりっきりで外部からの刺激が少ないのは事実です。社会人になった友人とは関係は希薄になっていきます。どうすればいいか。諦めましょう。去るものは去るのです。仕方がありません。本当に仲のいい人とは2年のブランクなんて気にせず話せますから。
 そのかわり周りの人と仲良くなりましょう。挨拶しまくり挨拶委員長、挨拶番長になりましょう。

やる気より、ある気

「やる気がでない……やる気さえあればなんでもできるのに……」出ません。やる気は出るものではありません。そんなことよりある気に注意を向けましょう。今あなたが好きな物、やっていること、食べているもの。注意を向けたら記録します。媒体は何でもいいです。記録することが大事です。例えば研究室にたまっているコピー用紙の裏とか。
 そしたら何になるのか?何にもなりません。終わりです。それがあなたのある気。


 でも書いたことって頭の奥で覚えてるものですよ。3年くらい経ったら思い出すかもしれません。


全部やるな!1つだけ選べ!

 今回紹介したことを全部一度にやろうとした人はまず成功しません。それ以前に成功する人はこんなレベルのこと学部時代にとっくにやってます。1つだけ。1つだけやってください。おわり。