マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

ノーチラス号で学ぶ!電池のいろは/「海底二万里」

 一八六六年、アロナックス教授はたび重なる海難事故の真相を探るうちに、ネモ船長率いる潜水艦「ノーチラス号」と対峙する。最新技術が搭載された潜水艦に乗り、世界中の深海を旅する冒険が始まる。ジュール・ヴェルヌの代表作のひとつ。

 作中でヴェルヌはサカナくん顔負けのお魚の解説を始める。深海を泳いでいる彼らの名前をひとつひとつ挙げていくのだが、私は内陸生まれなので海水魚にはまったく興味がない。私は別の箇所が気になった。潜水艦の動力だ。

「これは強力で、従順で、迅速で使いやすい原動力なのです。すべてのことに利用され、この船を支配しています。照明や暖房その他、この船の器械の生命です。その原動力とは、電気です」

 な、なんだってー。

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