古本屋で『デカルト』を見つけ、むさぼるように読んだ。飲んでいたコーヒーの味も思い出せない。それほど強烈な一冊であった。西暦一六〇〇年ごろ、日本が江戸時代に突入した時代に生きていた彼は、世界を初めて客観的にとらえ、またそこでの「われ」の生き…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。