マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

2013-09-13から1日間の記事一覧

【書評】人望が厚い無関心青年の悲劇/「異邦人」

ほのぼのストーリーで終わって欲しかった 異邦人 (新潮文庫) アルベール・カミュの異邦人を読んだ。主人公ムルソーが母の死に直面する場面から始まり、それを乗り越えて、周りの人と関わりながら生きていく男の生活を描いた小説だ。そう第一部までは思ってい…