マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

スーパー短歌三世

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Photo by Adam Porter | Unsplash


1. 渋
 
 砂漠のプリンは渋滞の先頭にたつカラメル焦がすドレミファ

2. 容
 冷蔵庫の開け閉めで宇宙へ飛ぶエンジンは魚型の容器に

3. テスト
 私のテストは空欄が多く未だに答え合わせしてない

4. 新米
 新米チャーハン無限に増える声どこに漏れ出るブラックペッパー

5. 野分
 超優れたツイストカーブ野分は仲間を呼んだ!わたしは誰だ


空っぽいやつ

宇宙人が眺める空には地球が淡く光り時折消える

「(分身の術を使う大家族らによる)秋の大運動会」をプレイした。

https://www.instagram.com/p/BLbIFWWDnE5/

insurance-sugoroku.hateblo.jp

 目さんが「(分身の術を使う大家族らによる)秋の大運動会」というカードをゲームをつくっていた。面白そうだったので、プロトタイプを購入した。さきほど届いたので秋の夜長に一人でプレイした。ゲーム内容は大家族が分身の術を使って運動会に参加するというものだった。大家族はお父さんやお母さん、おじいちゃんやひいおじいちゃん、そして知り合いなどがいる。種目もいくつかあって、パン食い競争や大玉ころがしや棒倒しなど盛りだくさんだ。

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ジェリアがあったりなかったり/存在と時間

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 今回のようにタイトルを先に思いついて書き出すのは非常にまれである。ジェリアとは何者なのか、ということを高校時代——もう十年も前である……!——に考えていた。考えていたというよりもノートの隅にメモをしていた程度だ。それをさきほど思い出した。全ては存在と時間のせいだ。

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くだらないものが売れた話/「物を作って生きるには」

https://www.instagram.com/p/BKocQ-FA2CS/

 堅苦しい存在の話は後回しにして、今日は読んだ本の紹介でもしよう。『物を作って生きるには』は、世界中のつくってわくわく!さんにインタビューした記事をまとめた本であり、とにかく表紙のデコボコ感は触り心地がいい。私は常々、「好きなものつくって生計を立てたいな」と考えているが、まさかそんな人が世界中にたくさんいるとは驚いた。彼らが作ったものはマシュマロキャノンだったり、楽器だったり、電子工作キットだったりと様々だがみんな楽しそうだった。

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立ち尽くす問い/存在と時間

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 一つの文字を打たねばならない。こうして、文字を「打つ」と表記すると後から修正することができないような印象を持ってしまう。そんなことは全くない。けれども、修正できないのだから、と自身の書き出しの不出来さを弁護することは可能である。良い時にだけ文章をつづろうと考えると、絶対に良い時は訪れないことがわかった。それならば書く頻度を増やし、観測地点を多く設置して、良い時に備えていよう。私はそう考えた。

 存在の意味へ向けられる問いは、もっとも普遍的でもっとも空虚な問いである。しかしその問いのなかには同時に、それ自身が各自の現存在へもっとも痛烈に個別化されてゆくという可能性がひそんでいる。

存在と時間(上) ちくま学芸文庫 p101

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